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家庭用冷凍食品、21年の数量が初の業務用超え

日本冷凍食品協会(東京・中央)が20日発表した2021年の家庭用冷凍食品の国内生産数量(速報値)は20年比4%増の79万8000トンと、業務用を初めて上回った。家庭用の国内工場出荷額(速報値)も5%増の3919億円となり、2年連続で業務用を上回った。家庭用は出荷額、生産数量ともに1970年の調査開始以来で過去最高だった。

家庭用の出荷額はコロナ前の19年比で24%、数量は15%伸びた。業務用の出荷額が10%、数量が11%減ったのと対照的だ。新型コロナウイルス下で自宅で食事をする機会が増え、冷凍食品を活用する習慣が定着した。一人での食事や間食に食べきりサイズの冷凍食品が取り入れられていることが、数量の伸びにつながったとみられる。

家庭用と業務用を合わせた全体の出荷額は5%増の7371億円と、2年連続で増えた。数量は3%増の159万トンで、過去最高だった17年の160万トンに次いで多かった。業務用の出荷額は5%増の3451億円、生産数量は2%増の79万7000トンとなり、いずれも4年ぶりに増加に転じた。

品目別でみると、ギョーザやピザ、グラタンなど家庭向けが多く、温めてすぐに食べられる品目が伸びた。エビフライなど外食店向けに多く使われる品目も伸びた。調理に手間がかかる冷凍野菜などは落ち込んだ。

新型コロナの影響が続くなか、買いだめして家庭ですぐに食べられる調理食品を中心に引き続き需要が伸びた。20年に比べて飲食店の営業が増え、業務用の需要も回復傾向にある。

国内の冷凍食品の消費量は、2%増の290万トンだった。国民1人当たりの年間消費量は2%増の23.1キログラムで、2年ぶりに増加に転じた。

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