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漫画のピッコマ、600億円調達 企業価値は8千億円超に

カカオジャパンは漫画アプリの「ピッコマ」を運営する

漫画アプリ「ピッコマ」を運営するカカオジャパン(東京・港)は20日、香港系投資ファンドを引受先とする第三者割当増資で約600億円を調達すると発表した。今回の投資で、カカオジャパンの企業価値は8000億円超と評価された。調達資金は漫画コンテンツの拡充に充てる。

投資ファンドのアンカーエクイティパートナーズが6月末をめどに出資する。保有比率は10%弱となる見通しだ。株式の取得価格から算出したカカオジャパンの企業価値は8000億円超で、フリマアプリのメルカリの時価総額(約7700億円、20日時点)と並ぶ規模となる。

カカオジャパンは対話アプリ「カカオトーク」を展開する韓国カカオの日本法人として2011年に設立され、韓国カカオが株式の約7割を保有しているもようだ。増資後の出資比率は非公表だが、過半を握る状態は変わらない。

ピッコマの累計ダウンロード数は2700万以上で、カカオジャパンの売上高の大半を占める。このほか対話アプリ用のコンテンツデザインなども手がける。今回調達する資金は漫画商品の拡充に投じる。将来的には、日本以外での事業展開にも活用したい考えだ。

金在龍社長

同社の金在龍(キム・ジェヨン)社長は「急成長が続くピッコマの競争力が評価された。プラットフォーム育成に果敢に投資していく」と語った。

韓国カカオは11日に、米国のウェブ漫画とウェブ小説の配信サービス会社2社を計1000億円で買収すると発表した。英語圏をはじめ世界でのコンテンツ配信プラットフォームを築く戦略だ。同業のネイバーとともに、韓国企業がデファクト・スタンダード(事実上の標準)を握る動きが強まっている。

(池下祐磨、ソウル=細川幸太郎)

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