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NTTとスカパーJが提携、宇宙空間でデータ処理

NTTスカパーJSATホールディングスは20日、宇宙事業で業務提携したと発表した。宇宙空間でデータ処理する仕組みの実用化などに乗り出す。2022年から実証実験を始め、25年に商用衛星を打ち上げる。26年のサービス開始を目指す。

同日に記者会見したNTTの澤田純社長は「これから宇宙が鍵になるなか、宇宙に広がるネットワークのインフラ構築に挑戦する」と述べた。スカパーJの米倉英一社長は「日の丸連合が重要だ。他国に頼らず、我々の手でやっていく」と強調した。

宇宙に疑似的なデータセンターのインフラを構築する。衛星通信1基ずつにデータ処理機能を持たせ、複数の衛星間を光通信でつないでネットワークをつくる。

NTTが次世代通信規格「6G」向けの基盤技術と見込む光通信技術「IOWN(アイオン)」を活用する。IOWNはチップの配線部分に光通信技術を使った光電融合技術が核となっている。同技術により消費電力を減らし、衛星内の半導体に影響を及ぼす可能性がある宇宙線対策にも有効だという。

観測衛星で収集する気象データや、地上にある発電所や自動車などの稼働状況、大規模農地の収量などのデータを一括して収集する。宇宙でデータを処理・解析して、必要な情報だけを地上に戻す。地上での電力消費も減り、地球環境への負荷も抑えられる。

衛星やHAPS(高高度疑似衛星)を用いた、携帯電話などの通信ネットワークサービスの導入も計画する。

衛星打ち上げに関して、澤田社長は「(外資のように)数千、数万基打ちあげることはなく効率的な運用を考える」と説明。初期段階の投資規模は「数百億円レベルでないか」とした。

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