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日産、初のサステナ債2000億円 EVや自動運転に投資

日産自動車は20日、環境や社会の課題解決につながる事業に使途を限定する社債「サステナビリティー債」を発行すると発表した。発行額は2000億円。日産がサステナ債を発行するのは初めて。電気自動車(EV)や自動運転技術の開発などの投資に資金を充てる。

年限が3年と5年の3本を発行する。機関投資家向けの3年債は500億円で利率が1.015%、5年債は100億円で1.454%で27日に発行する。個人投資家向けは3年債を1400億円、利率は1.015%で2月6日に発行する。日産が2022年に発売した軽自動車タイプのEVにちなみ「サクラ債」と名付けた。

資金は主にEVの設計、開発、生産などに加え、自動運転の開発などに充てることを想定する。日産は30年度までに車種ベースで5割を電動車とする目標を掲げ、26年度までに総額2兆円を電動化へ投資する方針だ。

22年7月に持続可能な資金調達を強化する枠組み「サステナブル・ファイナンス・フレームワーク」を策定し、11月にグリーンローン2000億円を発行すると発表した。今回のサステナビリティー債と併せて資金確保を急ぐ。

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