/

王子HD、前期連結純利益17%減に 段ボール需要増

王子ホールディングス(HD)は20日、2021年3月期の連結純利益が前の期比17%減の480億円になったと発表した。従来予想の350億円から130億円上回り、減益幅が縮小した。新型コロナウイルスの影響はあったものの、東南アジアや国内の物流需要が旺盛で、段ボールや原材料の出荷が想定を上回った。円安に伴う為替差益も寄与した。

売上高は同10%減の1兆3500億円と従来予想と同じだった。インターネット通販の拡大などで物流関連の商材は好調で出荷が増えた一方、コロナによる風邪予防の徹底などでティッシュの需要が想定より伸び悩み、20年11月に下方修正した際の予想を下回った。

営業利益は21%減の840億円と、従来予想を140億円上回った。経済成長が続く東南アジアでは生活水準の向上に伴って生活家電などが伸び、コロナ下でも物流に使われる段ボール出荷が拡大した。国内でも21年1~3月には経済活動が回復したことで包装用紙などの需要が回復。製紙工場での修繕費を圧縮するなどのコスト削減策も寄与した。

王子HDはペーパーレス化が進む中、世界で需要が拡大する段ボールの製造に積極的に投資してきた。東南アジアを中心として海外に30カ所以上の段ボール製造工場を保有しており、「巣ごもり需要」の拡大などで生活関連品が伸びた恩恵を受けた。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

新型コロナ

新型コロナウイルスの関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。

ワクチン・治療薬 休業・補償 ビジネス 国内 海外 感染状況

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン