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マレーシア首相「ワクチン特許放棄支持」 アジアの未来

マレーシアのムヒディン首相は20日午前、第26回国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)でオンラインで講演した。「ワクチンなどの革新的技術は個々の特許で保護するのではなく、世界の財産とすべきだ」と述べ、バイデン米政権による新型コロナウイルスワクチン特許権の一時放棄方針を支持した。

マレーシアの新型コロナ感染者数は累計47万人を超える。ムヒディン氏はパンデミック(世界的大流行)に立ち向かうため、安価なジェネリック医薬品開発を目的に「アジアがリーダーとなり特許制度の変革を進めなければならない」と主張した。

マレーシア政府は国内総生産(GDP)の20%強を投じて景気刺激策を行ってきたが、ムヒディン氏は「移動制限措置は社会経済構造の弱点を増幅させた」との認識を示した。公衆衛生対策や経済成長モデル、国際協力の枠組みの見直しが必要だと強調した。

国際的な対応を巡っては「パンデミックの脅威に迅速かつ大規模に対応できるグローバルガバナンスの制度が不足している」と指摘した。国連のSDGs(持続可能な開発目標)と整合性のある長期的な経済復興推進に向けた合意の必要性を訴えた。「アジアの復興なくして世界の復興はない」とも語った。

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アジアの未来

日本経済新聞社は5月26、27日の両日、「分断された世界をつなぐ、アジアの新たな役割」をテーマに第27回国際交流会議「アジアの未来」を都内で開催します。会場参加に加え、オンラインでの聴講も可能です。

第27回 開催概要

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