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大鵬薬品、抗がん剤の出荷正常化 米工場の再稼働で

大塚ホールディングス(HD)傘下の大鵬薬品工業(東京・千代田)は20日、出荷調整していた抗がん剤「アブラキサン」の供給が正常化したと発表した。生産を止めていた米ブリストルマイヤーズスクイブ(BMS)子会社のアブラキシス・バイオサイエンス(カリフォルニア州)の工場が再稼働したため。

大鵬薬品は2021年8月、アブラキシスの工場が製造工程の検査基準を一部満たさず、生産を中断したことから、薬の販売量を制限する出荷調整を始めた。BMSが持つ他国用の在庫や、品質の安全性を確認できた製品で販売を続けていた。

22年3月、工場が再発防止の対応や再検査を終えて生産を再開したため、大鵬薬品も製品を輸入できているという。工場では製造工程や品質管理のモニタリングなどの再発防止策を定めるとしている。大鵬薬品は同薬剤を安定供給していくため、厚生労働省に新たな生産工場を追加申請する。

アブラキサンは国内で乳がんや胃がん、膵(すい)がんなどの治療に年間約4万人が使っている。アブラキシスが生産し、10年から大鵬薬品が国内で販売している。

大塚HDは21年12月期のアブラキサンの売上高を340億円と計画していたが、出荷調整の影響で前の期比7%減の287億円だった。22年12月期は前期比37%減の180億円を見込んでいる。

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