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マレリ、債権者会議を開催 支援企業は示さず

経営再建を目指すマレリホールディングス(旧カルソニックカンセイ)は19日、東京都内で債権者会議を開いた。当初は同日の債権者会議で支援企業(スポンサー)などの具体案を示す予定だった。だが支援企業の選定に時間がかかっていることから、マレリは5月末までに開く次回の会議までに支援企業や再建計画を固めるとの意向を融資金融機関に伝えた。

マレリは3月1日に私的整理のひとつである、事業再生ADR(裁判以外の紛争解決)の制度を申請した。債権者会議は3月7日の第1回に続いて今回が2回目となる。19日の会議には、オンラインも含めて、融資している金融機関の全26社が出席した。

支援企業を選ぶ入札は2次入札まで進んでいる。現在の親会社である米投資ファンドのKKRと、インド財閥で傘下に自動車部品会社を抱えるサンバルダナ・マザーソン・グループが共同で応札した。さらに米投資ファンドのベインキャピタルとアポロ・グローバル・マネジメントも札を入れたもようだ。

マレリは「複数のスポンサー候補から提案があり、今も議論を継続している」(広報)としている。

19日の債権者会議の終了後、マレリは「5月末までに開く次回の会議で具体的な再建計画や支援企業について示したい」(同)とした。だが具体的な期日についての言及は避けた。

マレリはもともと日産自動車の系列下で、旧社名のカルソニックカンセイだった2017年、KKRが約5千億円で買収した。19年には欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA、現ステランティス)の自動車部品部門だった、マニエッティ・マレリを買収・統合して現在の会社名に改めた。

ただ、新型コロナウイルス禍による車部品需要の減退や、直近は半導体不足の影響もあり業績が悪化した。金利負担なども重荷となって資金繰りも厳しくなり、事業再生ADRを申請して、経営再建を目指している。

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