栄研化学、マラリア感染の検査薬 23年3月期に承認申請
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臨床検査薬メーカーの栄研化学は2023年3月期に、国内でマラリア感染の検査薬と機器の承認申請をする。国内の感染者数は年21人程度にとどまるが、世界では1000万人超と検査薬の需要は大きい。審査が厳しい日本での承認を足がかりに、タイやラオス、カンボジアなど新興国で迅速に承認を取得し、検査薬の世界展開を目指す。
申請する検査薬は遺伝子を増幅する技術「LAMP法」を使い、採取した血液からマラリアの遺伝...
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