この記事は会員限定です決算本格化、日本電産が示す転換点 景気・賃金の行方は
企業財務エディター 森国司
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3月期企業の第3四半期決算発表がスタートした。主要企業で先陣を切った日本電産の説明に今後の決算の注目点が凝縮されている。景気減速の深度と、経営者の賃上げスタンスだ。長らく続いたデフレ経済に終止符を打てるかどうかは日本株の浮沈を左右するとあって注目度が高い。
「ありとあらゆるところにモーターを納入している。我々が落ちたら他も落ちる」。日電産の永守重信会長兼最高経営責任者（CEO）は24日の決算説明...
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