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ANAとJAL、米便一部欠航 航空機に5G電波影響の可能性

(更新)

全日本空輸(ANA)は18日、米国便の一部を欠航すると発表した。米国で高速通信規格「5G」のサービスが拡大するのに伴って、通信電波が航空機の電波高度計に影響を与える可能性が指摘されているのに対応する措置で、18~20日に出発する10便を欠航する。日本航空(JAL)も一部の米国便を欠航する。

ANAが欠航するのは、1月18~20日に出発する東京(羽田・成田)発着のロサンゼルス線やニューヨーク線などの10便。約650人の旅客に影響が出る見込みという。ほかに貨物便10便も欠航する。JALは成田―ニューヨーク線など19日出発の旅客便3便を欠航する。貨物便は5便が欠航となる。

米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズとAT&Tは18日(日本時間19日未明)、19日に予定していた5Gサービスの拡大を一部の地域で延期すると発表した。米航空各社が17日、米政府に対し「運航に壊滅的な影響を与える」と訴えたことなどに呼応する措置で、空港付近に設置している基地局の稼働を当面控える。これをうけANAなどが欠航の予定を変更するかは不透明だ。

米5Gサービスが航空機の運航に影響を与えるとの問題を巡っては、米ボーイングや欧州エアバスがサービス拡大の延期を米運輸省に要請してきた。ベライゾンなどは昨年末に1カ月延期することを決め、サービスの稼働が19日に迫っていた。

ANAによると、米ボーイングの「777」型機は影響を受ける恐れがある。「787」は追加手順を設定すれば運航が可能という。ANAは「787型機への機材変更などができない便について欠航することにした」としており、今回決めた欠航便以降の便については「787型機への機材変更などを検討していく」としている。

米連邦航空局(FAA)は13日、5Gサービスが航空機の運航に影響する恐れがある米国内の空港を示した。ボーイングは日本時間の18日にこうした空港への777型機の着陸を推奨しないと航空会社に伝えていた。

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