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任天堂創業家、東洋建にTOB正式提案 6月下旬にも開始

任天堂創業家の資産運用会社「ヤマウチ・ナンバーテン・ファミリー・オフィス(YFO)」は18日、東洋建設に対して1株1000円でのTOB(株式公開買い付け)を正式に提案したと発表した。東洋建の経営陣の同意が得られれば、6月下旬にもTOBを始める。

東洋建の取締役会がYFOのTOBに賛成を表明し、株主に対して応募を推奨することなどをTOB開始の前提としている。買収後の具体的な経営方針や体制については今後、成長領域や経営課題を踏まえ建設的に協議をして決めるとする。正式提案を受けた東洋建の取締役会の対応が今後の焦点となる。

東洋建には前田建設を傘下に持つインフロニア・ホールディングスが1株770円でTOBを実施中。期間は19日までだが、東洋建の株価は841円(18日終値)とインフロニアのTOB価格を上回って推移している。

YFOは東洋建に対して4月に買収を提案した。東洋建側と意見交換をしてきたが、提案を具体的に検討しているかが明らかではないとして、「法的拘束力のある提案」を公表した。

YFOはインフロニアのTOB開始と同時に東洋建株を買い増し、17日時点で27.19%を保有する筆頭株主になっている。YFOはインフロニアの買収提案に相乗効果が見当たらないと主張し、東洋建に対しインフロニアの提案への賛同撤回と、一般株主の利益を損なう買収防衛策を導入しないように要請していた

東洋建は4月28日に株主へのインフロニアのTOBへの応募推奨を取り下げて、株主に判断を委ねると変更した。ただインフロニアのTOB自体への賛同表明は続けている。YFOは「市場価格よりも低い提案価格によるスクイーズアウトの可能性が高い印象を与える」とし、改めてインフロニアのTOBへの賛同表明の取り下げるよう求めた。

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