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HIS、社内不正の相談窓口設置 GoTo不正問題受け

旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)は18日、社内のコンプライアンス違反事案に関する専用報告窓口を新設したと発表した。子会社2社で「Go To トラベル」の給付金を不正受給していた問題を受け、ガバナンス(企業統治)を強化する。同日、再発防止に向けた取り組みをまとめた報告書を観光庁に提出した。

HISは2021年12月、子会社2社が、宿泊実態のない研修旅行を企画するなどして、ホテル運営会社と合わせて約11億円の給付金などを申請したことが明らかになった。HISが設置した調査委員会は、不正受給した給付金やクーポン券は最大約6億8千万円に上ると認定している。

同社は、不正受給が発生した背景に「コンプライアンス意識の乏しさや、子会社との適切な情報共有が行われていなかった」ことがあると指摘。HIS役員が子会社の役員を兼務し、子会社プロパー役員と意思疎通が不足していたことや、助成金の受給に着目した内部監査の項目がなかったことなどを原因として挙げた。

問題を受けてHISは22年1月、リスク・コンプライアンス委員会内に相談窓口を設けた。子会社役職員が不正が疑われる事案に遭遇した際に報告する。取締役会の付議事項を見直すほか、監査部門の人員補充にも取り組む。「Go To トラベル」事業の趣旨を再確認する研修などを通じ、「不正発生への抑止力を高める」としている。

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