パナソニック、バイオ樹脂を量産 石油由来の原料半減
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パナソニックが植物由来の成分を使った「バイオマスプラスチック」の事業化を進めている。独自の製造工程を確立し、スギの間伐材を原料とする繊維を使って石油由来原料の使用量を5割減らした樹脂の量産を始めた。サトウキビの搾りかすを使った素材などで石油由来の成分を約90%代替した樹脂をこのほど開発した。日用品や家電のほか、耐久性が求められる自動車への採用も探る。
量産する樹脂は家電や自動車部品に使うプラスチ...

パナソニックが植物由来の成分を使った「バイオマスプラスチック」の事業化を進めている。独自の製造工程を確立し、スギの間伐材を原料とする繊維を使って石油由来原料の使用量を5割減らした樹脂の量産を始めた。サトウキビの搾りかすを使った素材などで石油由来の成分を約90%代替した樹脂をこのほど開発した。日用品や家電のほか、耐久性が求められる自動車への採用も探る。
量産する樹脂は家電や自動車部品に使うプラスチ...