鉄道運賃、「10円」でバリアフリー後押し 16社が値上げ
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JR東日本など鉄道16社が今春「バリアフリー料金」を相次いで導入する。通常の運賃改定とは別枠の値上げで、徴収額は段差解消やホームドアなどの設置費用に投じる。導入各社の公表する計画を単純合算したバリアフリー設備の投資額は利用者数の回復が遅れる中でも1兆円を超える。10円玉の積み上げで巨額投資を進める。
幅広い利用者から徴収
「鉄道駅バリアフリー料金制度」は普通運賃と定期券に料金を上乗せする仕組みで...
暮らしの身近にある品物、様々なサービスの値段に着目。家計の目線でビジネスや消費の変化に迫ります。