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「平井デジタル相から参入依頼ない」AI開発のACES

日経クロステック

平井卓也デジタル改革相がIT(情報技術)スタートアップの名前を挙げて政府案件への参入を担当者に指示したとする一部報道を受けて、指示した先として名前が挙がった人工知能(AI)開発のACES(エーシーズ、東京・文京)は16日、同社が9月に発足するデジタル庁や平井氏から依頼や問い合わせを受けた事実はないとのコメントを公表した。

ACESはコメントで「当社からデジタル庁に対し、当社の技術を採用するように依頼した事実もない」ともしている。デジタル庁は9月に発足するが、設立準備を担当する内閣官房IT(情報通信技術)総合戦略室も含めて、デジタル庁に関係する事業で受注や参加が決まっていたり参加を働きかけたりした事実はないとした形だ。

入手した音声テープに基づき週刊文春が「文春オンライン」で16日に報じた記事によると、平井氏は4月7日に開かれた内閣官房IT総合戦略室の会議で、デジタル庁が発注する予定の事業にACESを参加させるよう求める発言をしたとされる。

この会議では、平井氏が「デジタル庁はNECには発注しない」などと発言していた事実を11日の会見で認め、発言が不適当だったと釈明している。

(日経クロステック/日経コンピュータ 玄忠雄)

[日経クロステック 2021年6月17日掲載]

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