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フジテック、第三者委員会を設置 創業家との取引再検証

フジテックは17日、株主から企業統治上の問題を指摘されている取引について、第三者委員会を設置して追加調査すると発表した。5月に調査結果を公表したが、投資家などから「独立性の高い検証が必要」との意見がでていた。一部の株主が23日の定時株主総会の内山高一社長の再任案に反対を表明するなか、疑念の払拭につなげる。調査完了の時期は「未定」としている。

フジテック株の9%超を保有しているとみられる香港の投資ファンドのオアシス・マネジメントは、創業家である内山家とフジテックとの間で「疑わしい取引がある」などと主張している。フジテックは社外取締役が主導して調査をし、「法的にも、企業統治上も問題ない」と結論づけていた。

ただ調査の実務を担った弁護士の所属事務所がフジテックと取引関係にあったことから、投資家や議決権行使助言会社から独立性の高い第三者による調査を求める声が寄せられていた。フジテックは17日開いた取締役会で第三者委の設置を決議し「調査および検証に全面的に協力していく」とのコメントを出した。

委員などの詳細は未定。フジテックは23日の株主総会で内山社長などの再任案を諮る。オアシスは株主に反対するよう呼びかけ、米議決権行使助言会社2社も反対を推奨した。フジテックの取締役会は「今後は関連当事者取引を行わない」と表明したほか、社外取締役を取締役会議長に就任させるなどの方針を示している。

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