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4月の派遣時給、1.4%高 コロナ収束見据え全職種で上昇

人材サービス大手のエン・ジャパンが18日発表した4月の派遣社員の募集時平均時給は、三大都市圏(関東・東海・関西)で前年同月比22円(1.4%)高い1611円だった。新型コロナウイルスの感染対策である緊急事態宣言の発令がなく、事業活動の正常化に向け事務系や介護系を中心に求人案件が増えた。時給は3カ月連続で全7職種で前年同月を上回った。

同社の求人情報サイト「エン派遣」の情報をまとめた。職種別では「オフィスワーク系」が前年同月比41円(2.6%)高い1598円だった。コロナワクチン接種が進み、企業の採用意欲が回復している。新卒や中途採用をサポートする事務作業の案件が増えた。前月比でも13円(0.8%)上昇した。

「医療・介護系」は41円(3.1%)高い1360円だった。感染リスクを抑えるために利用が減っていたデイサービスなどの需要が戻り、介護事業各社で採用が拡大した。

電子商取引(EC)の利用増を背景に、倉庫内作業などを担う「軽作業」も71円(5.9%)高い1262円になった。

同業大手ディップが同日まとめた派遣社員の募集時平均時給(三大都市圏)は前年同月比5円(0.3%)安の1504円だった。相対的に時給の低い事務系の案件が増えた結果、全体平均は下がった。ワクチン接種の問い合わせ業務などの求人が増加し、「事務・オフィス系」は7円(0.5%)高の1509円と伸びた一方、「WEB・クリエイター系」で120円(6.2%)安となった。

ディップの北里友宏執行役員は「リオープン(経済再開)に向けて企業の採用意欲は回復している」と分析する。そのうえで「足元では原材料の高騰など企業にとってマイナス材料があり、今後派遣のオーダー数が減ってくる可能性がある」とも指摘した。

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