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日鉄、自動車などに鋼材の値上げ要請へ

(更新)
日本鉄鋼連盟の橋本英二会長(17日、東京都中央区)

日本製鉄の橋本英二社長は17日の日本鉄鋼連盟の定例記者会見で、自動車メーカーなどに販売する鋼材の価格について「もう一段の是正を求めていく」と話した。国内の鉄鋼企業は大口需要家と半年に1度、鋼材価格を交渉している。海外の鋼材価格が依然として高値で推移する状況などを受け、引き続き値上げを求める考えを示した。

橋本氏は「日鉄の社長としての考え方」と前置きした上で、大口需要家との長期契約である「ひも付き価格」について「国際的にみても国内のレベルはいまだ途上だ」と話した。世界各地の鋼材価格は上昇しているのに対し、国内の自動車や電機といった大口需要家との長期契約のひも付き価格は低水準にとどまる。加えて、今後は脱炭素に向けた研究資金なども膨らむとみられる中、「今のままでは開発に必要な巨額投資が全くできない」との認識を示した。

ひも付き価格の影響は大きく、中でも日鉄とトヨタ自動車の価格交渉は、指標のひとつとして注目されている。トヨタは部品会社に卸す鋼材の2021年度下期(21年10月~22年3月)の価格を、21年度上期(21年4~9月)と比べ1トンあたり2万円程度引き上げることを決めた。背景には21年度上期の日鉄との価格交渉が大幅な値上げ決着となったことがあった。

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