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糖尿病患者など、入院時のウイルス量多く 新型コロナ

東京医科歯科大学の藤原武男教授らは17日、糖尿病や関節リウマチなどの既往歴がある新型コロナウイルス感染者は、入院時のウイルス量が多いとする研究成果を発表した。2021年6月までのデータをもとに分析した。こうした患者からの感染拡大を防ぐことが院内感染を抑えるのに役立つ可能性があるという。

研究チームは20年3月から21年6月までに新型コロナ感染症で中等症や重症になり、同大病院に入院した患者約400人を調べた。入院後に1回以上、ウイルス量を測定した。

糖尿病や関節リウマチ、脳梗塞などの既往歴がある人はウイルス量が多かった。3つ以上の既往歴をもつ患者では「少なくとも既往歴のない患者の約5倍」(藤原教授)だったという。全体の9割以上の患者では1、2回目の検査でウイルス量が最も多く、入院初期に特に注意深く感染対策をすることが重要だとしている。

体内のウイルス量が多いと、多くの人に感染させる「スーパースプレッダー」となる可能性があるという指摘もある。研究チームは、特定の既往歴のある新型コロナ患者が入院する際、個室で隔離したり対応する医療従事者が対策を徹底したりすれば、院内感染のリスクを下げられる可能性があるとみている。

今回の研究期間はオミクロン型が登場する前でデルタ型などの患者が対象だ。藤原教授は「(今後の検証が必要だが)オミクロン型でも同様の結果となる可能性は高い」と話す。

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