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森永乳業、家畜のふん尿由来メタン削減 処理装置を導入

森永乳業は2023年春、ふん尿由来のメタンを削減する処理システムを稼働させる。同社傘下の那須岳麓農場(栃木県那須町)に導入する。メタンを燃やして発電し、同農場から排出するメタンの量を最大3割削減することを目指す。温室効果があるメタンを削減することで環境負荷低減につなげる狙い。自社で効果を検証し、25年をめどに他の酪農業者への販売を目指す。

農場では排せつ物を堆肥にする場合が多く、発酵の過程でメタンが発生する。処理システムを使ってメタンを回収し、バイオマス燃料として発電に用いる。売電することで収益獲得にもつながる。処理システムは大半の工程が自動化されており、従来人手不足で放置されていた処理前のふん尿からのメタン排出も防げる。

処理システムには、排せつ物から作った液体肥料から窒素などを除く機能も備える。使い切れない液体肥料を廃棄する際に、窒素が多く含まれていると温暖化ガスの一種である一酸化二窒素が発生したり、富栄養化を起こして生態系を崩したりする恐れがあるからだ。 

従来は全ての堆肥を牛舎の床材や田畑にまいて使い切るために、その量に見合った土地面積や人手が必要だった。処理システムを通じて農場の人手不足などの経営課題を解決したい考えだ。

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