伊藤ハムと米久、ハム・ソーセージなど再値上げ 4月

伊藤ハム米久ホールディングス(HD)グループの伊藤ハムと米久は17日、家庭用と業務用のハム・ソーセージなどを4月1日納品分から、値上げと内容量減による実質値上げをすると発表した。引き上げ幅は約5~20%で、2022年以降3度目の価格改定となる。
伊藤ハムはハム・ソーセージや調理加工食品のナショナルブランド(NB)221品目、米久は同70品目が対象。伊藤ハムの主力ソーセージ「ポークビッツ」や「チーズイン」は納品価格を約5%引き上げる。両社とも業務用の一部商品は3月1日に先行して値上げする。
豚肉や小麦粉などの原材料価格が高騰しているほか、原油高による包材費やエネルギーコストも上昇しており、製品価格に反映する。日本ハムやプリマハムもハム・ソーセージ商品などを4月に値上げすると発表している。

原材料価格や物流費の高騰を受け、食品・サービスなど幅広い分野で値上げの動きが広がっています。最新の記事をまとめました。
関連企業・業界