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年末年始の国内線予約、20年度比4割増 コロナ前届かず

航空各社が17日に発表した2021年度の年末年始の国内線予約数は、20年度比4割増の288万4178人となった。新型コロナウイルスの新規感染者数が低水準で推移し、帰省や観光の需要が回復している。ただ、全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)の大手2社の予約数は19年度の同日比で7~8割の水準で、コロナ前には届かない。

12月25日~1月4日(アイベックスエアラインズのみ1月3日まで)の国内線予約数を集計した。ANAの予約数は前年比12%増の108万1252人、JALは65%増の97万8693人となった。それぞれ19年度の同じ時点の予約数と比べると29%減と16%減だった。方面別では九州・沖縄や北海道の路線で需要の回復が早い。

減便を行わないソラシドエアの予約数は19年度比13%増の7万1931人、スカイマークは0.7%減の22万7241人とコロナ前の水準を回復している。

20年度の年末年始は感染拡大の第3波と重なり、政府の観光促進策「Go To トラベル」の停止もあって需要が冷え込んだ。一方で今年度は新規の感染者数が低水準で推移し、帰省などの需要が回復している。ANAの平子裕志社長は「2年ぶりに新年を家族や友人と迎えたいとの声がある」とコメントした。

観光需要も復調傾向だ。JTBがまとめた年末年始期間(12月23日~1月3日)の旅行動向見通しでは、国内旅行者数は20年度比80%増の1800万人と回復する。個室で食事できる施設を選んだり、少人数で旅行したりと感染対策をしつつ、1泊2日や2泊3日といった短期間の旅行をする動きが目立つ。

一方で国際線予約数は低迷が続く。新型コロナの変異型「オミクロン型」の発生もあり、国際線予約数は7万4131人と前年度比で倍増したものの、19年度比では1割程度だ。国内でもオミクロン型の感染例が出ており、感染再拡大への懸念は拭えない。

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