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コマツ一時6%安 東南アジアでシェア低下懸念

銘柄診断

17日の東京株式市場でコマツ株が一時前日比6%(183円)安となり、約5カ月ぶりの安値をつけた。主力市場の東南アジアで競争力の低下懸念が大きいとして、UBS証券が16日付のリポートで評価を「買い」から一番下の「売り」に引き下げた。目標株価も3800円から2500円に引き下げ、嫌気した個人投資家を中心に売りが出た。

終値は5%(160円)安の2890円だった。売買代金は前日比2.8倍に膨らみ、東証1部で11番目に多かった。

UBS証券の水野晃アナリストは、アジア市場で競合するメーカーの成長戦略が想定以上に積極的だと指摘する。中国重機大手の三一重工は東南アジアで手ごろな価格の製品を投入するだけでなく、顧客サービスを拡充して攻勢を強める。コマツも今夏からインドネシアで販売価格を抑えた重機を発売する予定だが「シェア下落を和らげる期待が後退した」と話す。

中国で5月の油圧ショベル需要が2カ月連続で後退し、供給がだぶつくのも懸念点だ。今後は中国から東南アジア向けの輸出が増え、シェア争いが激化する可能性がある。

もっとも、同社が手掛ける鉱山車両の自動化などへの期待は大きい。野村証券の斎藤克史氏は自動化が成長を加速させるため「株価は割安」と指摘し、5月5日付の直近のリポートで買いを推奨している。

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