ANA、シアトル線など再び羽田発着に 3月26日から - 日本経済新聞
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ANA、シアトル線など再び羽田発着に 3月26日から

全日本空輸(ANA)は17日、一時的に成田空港発着としていたシアトル線など一部の北米路線を3月26日から羽田空港発着に戻すと発表した。新型コロナウイルス禍で旅客が減り、東南アジア線との乗り継ぎや貨物輸送の需要を見込んで成田に移していた。日本発着のビジネス需要の回復をにらみ羽田発着に戻す。

23年度(3月26日から)の国内線と、一部の国際線の計画も発表した。ワシントン線やヒューストン線なども羽田発着に戻す。羽田―ミュンヘン線は週3往復、成田―ブリュッセル線は週2往復で再開し、羽田―シドニー線は週7往復から週14往復に増便する。一部の欧州線や中国路線の計画は今後決める。

国内線はグループの格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーション(大阪府田尻町)と合わせた座席キロ(座席数×飛行距離の合計)が22年度を上回る計画。日米でのエンジントラブルを受けた運航停止を経て、22年に運航を再開した米ボーイングの大型機「777」を活用する。成田―新千歳線を再開し、羽田―宮古線などを増便する。伊丹―福岡線などは減便する。

日本航空(JAL)も同日、国内線の計画を発表した。02年から運航してきた777型機の一種「777-200ER」を23年度の上期中に全て退役させる。現在は3機を使用しており、22年度中に2機、23年度に1機が退役する予定。欧州エアバスの新しい大型機「A350」への切り替えが進んでいるため。羽田―那覇線や伊丹発着の福岡線、青森線などを増便する一方、羽田―広島線や伊丹―仙台線などは減便する。

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