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NTTとKDDI、光通信網で技術協力 世界標準狙う

NTTとKDDIは17日、光通信分野で技術協力し、世界標準を目指す合意書を結んだと発表した。データセンター(DC)や携帯電話の基地局を光通信網でつなぐことや、通信キャリア間での相互接続の実現に向けて協力する。

NTTは独自の光技術を使った次世代通信基盤「IOWN(アイオン)」の研究開発を進めている。半導体の内部まで光のまま信号処理することで消費電力を従来の100分の1に抑えることができるとみられている。

KDDIは国際通信に使う海底ケーブルの大容量化など光伝送技術に強みを持ち、IOWNの技術仕様などを定める国際団体に2月に加わった。情報通信の国際規格を定める国際電気通信連合(ITU)などを通じて世界標準を目指す。

現在は光ケーブルは光で信号を伝送しているが、基地局の通信機器やDCのサーバー内は電気で信号を伝えている。そのため光から電気に変換する際にエネルギー損失が起き、消費電力が増える要因になっている。

両社は「世界中のパートナーとともにオープンイノベーションを推進する」とコメントした。

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