楽天Gを読み解く10の数字 携帯苦境、現金流出1兆円
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楽天グループが苦境に立っている。14日に発表した2022年12月期の連結決算(国際会計基準)は過去最大となる3728億円の最終赤字となった。祖業の「楽天市場」など電子商取引(EC)事業や「楽天カード」などの金融事業は好調だが、携帯電話事業「楽天モバイル」の赤字が利益を吹き飛ばす構図が続く。楽天の現状を10の数字で読み解く。
楽天モバイルが財務を圧迫、負債膨らむ
(1)マイナス1兆2100億円(フリーキャッシュフロー)...