/

海外株投資、若者が関心 20~30代の4割保有

日経マネー個人投資家調査2022 1万3500人回答で判明した実像(上)

think!多様な観点からニュースを考える
若年層を中心に海外株投資が広がっていることが雑誌「日経マネー」の調査で分かった。先進国の株式で運用する投資信託や上場投資信託(ETF)の保有比率は20~30代で回答者の約4割に上る。投資を始めて6カ月未満の初心者層も3割超が保有していた。売買手数料の引き下げなどで海外株投資のハードルが下がったことから、資産形成に取り組む人が積極的に運用に取り入れる姿が浮き彫りになった。

調査は個人投資家を対象に4月15日~5月8日にインターネットで実施。1万3572人から回答を得た。

保有する資産を聞いたところ、「日本株(個別株)」が68.9%(前年調査では65.9%)で最も多かった。「先進国株(投信・ETF)」が35.3%(同29.1%)で続き、「日本株(投信・ETF)」の31.2%(同32.2%)を上回った。「先進国株(投信・ETF)」は前年調査と比べて6.2ポイント増の大幅な伸びとなった。

年齢層別にみると、「先進国株(投信・ETF)」の保有比率は20代が39.0%、30代が40.8%と高い。60代(29.0%)、70代(18.9%)と高年齢層が低かった。

海外株の人気は、投資初心者層にも波及している。投資を始めて6カ月未満の初心者(1544人)の保有資産をみると、「日本株(個別株)」が41.1%でトップだが、2020年調査の60.3%、21年調査の43.1%と比べて減少が続く。一方、「先進国株(投信・ETF)」は35.5%で、20年調査の19.9%、21年調査の30.0%から2年連続で上昇した。

海外株投資は従来、日本株に比べてハードルが高かった。ここにきて保有コストが格安の投信やETFが増えたり、大手ネット証券が売買手数料を大幅に引き下げたりしたことで投資しやすくなった。さらにここ数年は米国株のパフォーマンスが日本株を上回って推移したため海外株への関心が高まったようだ。

海外株人気は、投資成績にも好影響を及ぼしている。22年1~3月のリスク資産全体の運用成績がプラス(1%以上)だった人の投資スタイルをみると、海外株主体の「国際分散投資」が23.0%で最多だった。円安による海外資産の押上げ効果が寄与したようだ。

調査結果の詳細は21日発売の「日経マネー」8月号に掲載する。

日経マネー 2022年8月号 波乱も乗り越える 勝ち組投資家大研究
著者 : 日経マネー
出版 : 日経BP(2022/6/21)
価格 : 800円(税込み)
この書籍を購入するヘルプ): Amazon.co.jp 楽天ブックス

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

  • この投稿は現在非表示に設定されています

    (更新)
    (0/300)
(0/300)
投稿内容をご確認ください
投稿チェック項目誤字脱字がないかご確認ください
投稿チェック項目トラブル防止のため、記事で紹介している企業や人物と個人的つながりや利害関係がある場合はその旨をお書き添えください
投稿チェック項目URLを投稿文中に入力する場合は、URLの末尾にスペースか改行を入れてください
詳細は日経のコメントガイドラインをご参照ください

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

資産形成に役立つ情報を届ける月刊誌『日経マネー』との連動企画。株式投資をはじめとした資産運用、マネープランの立て方、新しい金融サービスやお得情報まで、今すぐ役立つ旬のマネー情報を掲載します。

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン