中国新興、大型貨物ドローン開発 コスト面でも優位
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貨物輸送用ドローンは今後の新しい物流エコシステムの重要な一部分で、中国のスマート物流やドローン物流を象徴するものだ。主な市場に、小型ドローンによる端末輸送、積載重量100キロクラスのマルチコプターなどを使う中・短距離配送、最大離陸重量が数トンになる大型ドローンによる支線配送などがある。
あるデータによれば、20年後、世界のドローン市場は10兆元(約200兆円)規模になり、そのうち中国の貨物輸送ド...
日本経済新聞社は、中国をはじめアジアの新興企業の情報に強みをもつスタートアップ情報サイト「36Kr」を運営する36Krホールディングスに出資しています。 このコラムでは同サイトが発行するスタートアップやテクノロジーに関する日本語記事を日経電子版に週2回掲載し、中国における最新の技術発展を追いながら中国の経済成長動向や今後の見通しについてお伝えします。