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ハウス食品、植物肉の米社を買収 約150億円で

ハウス食品グループ本社は16日、米国で豆腐や植物肉などの製造販売を手掛ける米キーストーン・ナチュラル・ホールディングス(ペンシルベニア州)を買収すると発表した。買収額は1億1千万ドル(約157億円)。米国では健康志向などから植物由来食品の需要が拡大しており市場を取り込む。

米子会社のハウスフーズホールディングUSAを通じて、米国時間で30日にもキーストーンの全持ち分を取得する。16日に持ち分譲渡契約を結んだ。キーストーンはハウスの特定子会社になる。同社の海外M&A(合併・買収)としては最大という。

キーストーンは味付きの豆腐や、植物肉を使ったバーガーなど代替肉製品を手掛ける。ハウスはキーストーンの持つ商品や販路を活用して米国市場での事業拡大を狙う。キーストーンの2021年12月期の売上高は5537万ドル。

ハウスも1983年から米国で豆腐事業を展開し、4段階の固さがある「Premium Tofu」シリーズなどを発売している。同社の22年4~6月期決算では、米国事業全体は原材料高の影響を受け増収減益だったものの、豆腐事業は増収増益と好調だ。

米国では新型コロナウイルス禍を経て健康志向が広がり、低カロリーの豆腐などが人気を集める。植物肉の生産は肉牛などを飼育するよりも温暖化ガスの排出量が少ないとされ、気候変動への関心が高い若者らの支持も高まっているようだ。

ハウスは現在米国で2つの工場を持ち、25年に稼働を計画する3つ目の工場をケンタッキー州に建設予定だ。キーストーンが持つ5拠点と合わせ、米国では8拠点の生産体制となる。ハウスは欧州でも事務所を立ち上げており、米国基盤を生かして海外展開を加速する。

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