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DICの22年1〜3月、純利益27%減 価格転嫁追いつかず

DICが16日発表した2022年1〜3月期連結決算は、純利益が前年同期比27%減の74億円だった。独BASFの顔料事業を21年7月から連結対象としたことなどで大幅増収となったが、インク原料の樹脂材料や顔料が高騰し、価格転嫁で吸収しきれなかった。

売上高は32%増の2509億円だった。顔料事業の新規連結効果に加え、半導体の封止材に使う樹脂材料が、高速通信規格「5G」対応スマートフォン向けなどに好調な半導体需要を背景に伸びた。スマホなどで使う内部の部品を接着する工業用テープも好調だった。

営業利益は16%減の117億円だった。売上高の5割超を占めるインク事業が中心のセグメント「パッケージング&グラフィック」で、急激な原料価格の高騰を製品価格に転嫁しきれなかった。1~3月にかけて新型コロナ対策の「まん延防止等重点措置」により、イベント開催の自粛などを受けてチラシや広告需要も減った。

22年12月期通期の売上高の見通しは、価格転嫁が浸透することで前期比22%増の1兆400億円と従来予想の9500億円から上方修正した。純利益は280億円で据え置いた。

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