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ブックライブ、創作者向け基盤 発信・販売機能を一元化

凸版印刷のグループ会社BookLive(ブックライブ)は17日に、クリエーター向けの新たな統合基盤「Xfolio(クロスフォリオ)」の提供を始める。漫画やイラストのアップロードや作品の販売など、作品情報の発信やクリエーターの収益化に必要な機能を一元化した。

クロスフォリオはクリエーターによる漫画やイラストのアップロードや、作品および関連グッズの販売ができる。ファンコミュニティーの構築や広告収益の還元機能などを持つ。ファンも作品の鑑賞を通じてクリエーターを直接支援できる。

今後はクリエーターを金銭的に応援する「投げ銭」機能の追加も想定している。画像などのデータが唯一無二であると証明する非代替性トークン(NFT)を付与した、アート作品の販売機能なども検討中だ。

背景には個人のクリエーターによる作品発信の進展がある。デンマークの調査会社Influencer Marketing Hubなどによると、個人がコンテンツ配信により収益を上げる「クリエーターエコノミー」の市場規模は、2021年5月時点で1042億ドル(約12兆円)にのぼる。

出版社などの力によらずに個人で活動するクリエーターは、資金力や情報発信力に乏しい。そのため、個人のクリエーターに対し支援の仕組みをどう構築するかが長らく課題となっていた。

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