/

富士通、温暖化ガス削減目標引き上げ 30年度7割減

空調設備でAIを活用し消費電力の削減を急ぐ(群馬県館林市のデータセンター)

富士通は16日、2030年度までにグループ全体で温暖化ガスの排出を13年度比で71%削減すると発表した。電力消費の4分の1を占めるデータセンターなどで省エネルギー技術の導入や再生可能エネルギーへの切り替えを加速。削減目標を17年に策定した33%から大幅に引き上げ、50年度までの排出量ゼロを目指す。

21~22年度の実行計画である「第10期富士通グループ環境行動計画」を発表した。温暖化ガス削減のほか、プラスチックやサプライチェーン(供給網)での水使用量の削減にも取り組む。

具体的には群馬県館林市の主力データセンターで人工知能(AI)を活用し、空調設備の電力消費を削減。4月からは国内のデータセンターで消費電力の一部を再生エネに順次切り替える。オーストラリアのデータセンターでも太陽光発電用パネルを設置するといった取り組みを進めており、グループ全体で再生エネの利用を促進していく。

国内外の各事業所でも環境対策を加速させる。グループで最大規模となる川崎工場(川崎市)で、4月から消費電力の全てを再生エネに切り替える。これまで再生エネの調達が比較的容易な欧米の拠点を中心に実施してきたが、国内でも大規模な切り替えに乗り出す。

富士通の梶原ゆみ子執行役員常務は「10年後に再生エネがどれだけ安定供給されるかといった課題はある。高いターゲットだと思うが、様々な手を打って野心的に進めていく」とした。

富士通は18年に電力を全て再生エネで賄うことを目指す企業連合「RE100」に参加。再生エネ由来の電力使用を50年までに100%にする目標を掲げている。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン