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LIXIL、新興国のトイレ環境改善 ユニセフと連携 

LIXILは19日、国連児童基金(ユニセフ)と共同でインドなど3カ国で衛生環境の改善に取り組むと発表した。両者がアフリカの一部地域で展開している活動の対象範囲を広げ、低価格トイレや水栓の販売網を強化する。新興国の衛生水準の向上など社会課題の解決に力を入れ、新たな市場開拓にもつなげる。

インドやインドネシア、ナイジェリアの3カ国を対象にユニセフと組んで、衛生環境の改善を目指す。LIXILとユニセフは2018年から同分野で連携しており、エチオピアやケニア、タンザニアなどでトイレの普及活動をしてきた。新たに対象とした地域では既にLIXIL単体で事業展開をしているが、国連機関と組むことで現地の自治体とも交渉しやすくなり、普及活動が加速すると見込む。

LIXILは13年からプラスチック製の簡易式トイレ「SATO」を販売し、41カ国以上で約500万台を出荷してきた。価格は1台数ドル程度と低い。少ない水で洗浄でき、水と排せつ物の重みで弁が開いて流れる。弁が閉まることで排せつ物に起因する悪臭や病原菌の拡大を抑える。新型コロナウイルスの世界的な拡大を受けて20年には簡易式水栓も発売し、手洗いを習慣づける活動も始めた。

屋外で排せつする地域などでは衛生環境の悪さから病気にかかる人もおり、衛生的なトイレの普及はSDGs(持続可能な開発目標)の達成につながる。新興国にトイレの流通販売という新たなビジネスを築くほか、LIXILの認知度を高めて将来も同社のトイレを採用してもらう狙いがある。

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