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NTTやNEC、障害物あっても大容量通信 6G見据え開発

NTTはNTTドコモやNECと共同で、障害物があっても、高速通信規格「5G」に使われる28ギガ(ギガは10億)ヘルツ帯の電波の大容量通信ができる技術を開発した。移動時にもスマートフォンなどの端末の位置を事前に予測してアンテナを切り替え、通信速度の低下を抑える。次世代通信規格「6G」において、障害物が多い環境でも大容量通信を実現する基盤技術とする。

5Gや6Gに使われる電波は周波数が高く、大容量通信が可能だ。一方、障害物の影響を受けやすく、ショッピングモールや工場などでは、通信速度が低下しやすいのが課題となっている。これを改善するため、1つの基地局からケーブルを介した多数のアンテナを分散配置して死角を減らす仕組みが研究されている。

NTTなどは、各アンテナが受け取る電波の強さから現在の端末の位置と移動先を人工知能(AI)により高精度に推定できるようにした。電波が障害物に遮られる前に別のアンテナに事前に切り替え、通信速度の低下や遮断を回避できるようにした。実証実験では端末を自転車に近い速度で動かしても、通信速度の低下幅を受信電力換算で約6分の1まで抑えられたことを確認した。

6Gはコネクテッドカー(つながる車)や遠隔医療、仮想空間「メタバース」などの一段の普及に欠かせない通信インフラだ。今回の技術を、安定して大容量通信のできる環境整備に生かす。

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