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富士フイルムBI社長に浜氏昇格 真茅氏は会長に

(更新)

富士フイルムビジネスイノベーション(BI、旧富士ゼロックス)は16日、浜直樹専務執行役員(59)が社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格する人事を発表した。真茅久則社長(63)は代表権のない会長に就き、玉井光一会長(69)は取締役に退く。米ゼロックスとの関係見直し後の販売地域の拡大やIT(情報技術)サービスなど、成長戦略の実行力を高める。

浜氏は富士フイルム出身で、TACフィルムと呼ばれる液晶パネル向けの保護フィルム事業を長く手掛けてきた。デジタルカメラの普及で富士フイルムの主力事業だったフィルム市場が急速に縮小するなか、TACフィルムで世界シェアの7割を握るなど業態転換を支えてきた。

富士フイルムは2019年11月に米ゼロックスとの合弁を解消し、富士ゼロックスを完全子会社化した。21年3月末にはゼロックスとのブランド契約を打ち切り、同年4月に富士ゼロックスの社名を富士フイルムBIに変えて再出発した。

真茅氏は社名変更など体制変更に合わせて21年4月に社長に就いた。ゼロックスとの販売地域のすみ分けがなくなったことで21年秋から欧州市場などに参入したほか、HOYAのITサービス子会社を買収するなど、新規事業の開拓を進めてきた。体制変更が軌道に入ったタイミングで浜氏に経営のバトンを引き継ぐ。

富士フイルムBIは今後、オフィス周りのITサービスなどを強化する方針。ペーパーレス化など事務機市場が縮小するなか、新領域の開拓に強い浜氏の下、デジタルトランスフォーメーション(DX)関連サービスなどを軸に成長を目指す。

浜 直樹氏(はま・なおき)86年(昭61年)慶応義塾大経済学部卒、富士写真フイルム(現・富士フイルムホールディングス)入社。18年富士フイルム取締役執行役員、21年富士フイルムビジネスイノベーション取締役専務執行役員。59歳。東京都出身。(4月1日就任、真茅久則社長は代表権のない会長に就く)

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