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ルネサス社長、19日に会見 工場火災の復旧状況説明

(更新)
製造ラインの心臓部にあたるクリーンルームは4月9日に復旧した(茨城県ひたちなか市)

ルネサスエレクトロニクスは16日、火災が起きた那珂工場(茨城県ひたちなか市)の復旧状況について、19日午後に柴田英利社長が説明すると発表した。同日は工場火災から1カ月にあたり、ルネサスが生産再開時期の目標としていた。9日には半導体製造ラインの心臓部にあたるクリーンルームを復旧しており、17日から18日にかけて生産再開に踏み切る見通し。

会見では正常化に向けた進捗などに言及する。火災は3月19日、那珂工場のN3棟で起きた。同棟は主に車載用マイコンを生産していた。半導体は材料を投入して製造を始めてから、製品が出荷できるまでに時間がかかる。N3棟の出荷量が従来の水準にもどるまで、火災発生時から100日前後かかるとしている。

ルネサスは出荷量の減少分を補うため、国内の別工場や、台湾積体電路製造(TSMC)をはじめとする受託生産企業での代替生産を見込んでいる。経営効率化のため外部企業への委託生産を増やしてきており、最近は出荷量の3割を外部に生産委託していた。火災を受けてさらに追加で生産を委託することになり、「(需給が)厳しい中で、通常では考えられないような協力を受けている」(柴田社長)という。

世界的な半導体不足を受け、自動車メーカーの減産が相次いでいる。状況改善のためには、代替生産分の出荷量確保や、那珂工場からの出荷の早期回復が欠かせない。

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