東映23年3月期、純利益23%増 ドラゴンボールなど好調

東映は16日、2023年3月期の連結純利益は前期比23%増の110億円になる見通しだと発表した。傘下の東映アニメーションの「ドラゴンボール」シリーズなどの海外向け版権販売が伸びる。
売上高は22%増の1434億円になる見込みだ。東映アニメが手がける「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」(6月公開)や「ONE PIECE FILM RED(ワンピース フィルム レッド)」(8月公開)、「SLAM DUNK(スラムダンク)」(今秋公開)が貢献する。新型コロナウイルスの影響が和らぎ、興行関連事業も回復する。
22年3月期の連結決算は、売上高が前の期比9%増の1175億円、純利益が23%増の89億円だった。映画「老後の資金がありません!」などがヒットした。