「卒社」後もドアは全開 引き抜かれた元同僚とタッグ
カイシャの未来「目覚めるシャインたち」⑤
[有料会員限定]
海辺の町に「出入り自由」な家がある。ネットサービスのガイアックス社長、上田祐司さんの自宅兼シェアハウスだ。日々誰かがドアを開き、滞在し、語らっては去っていく。この家は、経営哲学の象徴でもある。
ある朝、リビングで上田社長ら6人が話し込んでいた。「新入社員の研修内容に悩んでます」。その一人は同社を辞め、スマートロック開発のPhotosynthを立ち上げた河瀬航大さんだ。
ガイアックスの新卒入社は累...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。

株式会社が誕生してから約400年。社会を豊かにしてきた会社が岐路に立っている。利益を過度に追い株主に報いる経営姿勢に若者らがノーを突きつけ、社会への貢献や存在意義を明確に示すよう求め始めた。会社と社会。語源が同じと伝えられる2つの言葉が今、再び重なり合うときを迎えている。
【特集】会社と社員、変革500年史 能率主義・戦争・多様性