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ヘイ、店舗レジ機能 中小店舗デジタル化へサービス拡大

ヘイの佐藤社長はサービス拡充で「(中小事業者の)デジタル化を支援する」と話す

中小店舗の電子商取引(EC)サイト開設支援などのヘイ(東京・渋谷)は店舗のレジ機能サービスの提供を開始した。タブレット端末などを用いて、ECサイトと実店舗の両方の在庫や売り上げを管理できる。ヘイはキャッシュレス決済や予約システムのサービスも提供してきた。中小店舗のデジタル化に資するサービスを広げる。

開始したサービスは「STORES(ストアーズ)レジ」。ヘイを通じてECサイトを開設している事業者は商品情報を一度入力することで、ECサイトにも情報を同期できる。実店舗のレジとECサイトの在庫管理が一元化できておらず、実店舗で商品が売れることを想定してECサイトでの在庫を少なめに登録する事業主が多かったという。

レジの基本料金は無料で、品番の表示やバーコード読み取りによる商品管理に対応したプランは月額2178円。開発責任者の塚原文奈取締役は「大企業は多額の資金を投じて(実店舗とECサイトのシステムを)連携することも多いが、小さな会社では不可能だ」として、月額サービスを提供することで課題解決を見込む。

ヘイが提供を開始した、店舗のレジ機能サービスのイメージ

ヘイはECサイト開設の「STORES」やキャッシュレス決済サービスの「STORES 決済」には2020年にスタートアップの買収を通じて顧客のオンライン予約を管理できる「STORES 予約」を提供してきた。これら3サービスを通じた6月の流通額は18年2月の約5倍になると見込む。

事業展開について佐藤裕介社長は「『レジ』が加わることで一区切りではなく、引き続き(中小事業者の)デジタル化を支援する」と話す。「できる限り早く付加価値を提供することが重要」として、自社開発に加えてM&A(合併・買収)も視野にサービスを充実させる。

機能を広げることで競合との差別化も図る。ECサイト開設では東証マザーズに上場するBASEのサービスを通じた開設数が5月末に150万を超え、1年で5割増えた。BASEはオンラインでの販売支援を強化しているのに対して、ヘイはレジ機能など実店舗を営む事業者にも便利なサービスを増やす。塚原取締役は「今後は(実店舗とECサイトを同時に運営する)マルチチャネル化が進んでいく」と見込む。

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