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魚が好むプラスチックの色を調査、神戸大

神戸大学の堀江好文助教らの研究グループは4種類の魚を使って実験し、魚がよく食べるマイクロプラスチックの色は赤や黄、緑であると明らかにした。またカクレクマノミはメダカなどに比べて多くのプラスチックを食べることもわかった。マイクロプラスチックの生態系への影響分析に役立つとしている。

研究グループはカクレクマノミやメダカなど4種類の魚について分析。プラスチックの色によって食べる量に違いが出るかや、プラスチックをより好んで食べる魚がいるかについて調べた。

赤や青、灰色など5色のプラスチックで実験すると、暗闇では差が出なかったのに対して、明るい環境では赤や黄色など色鮮やかなプラスチックを好んで食べた。青と灰色はあまり食べられなかった。またカクレクマノミは淡水魚のゼブラフィッシュの約12倍の量のマイクロプラスチックを食べた。メダカはほとんど食べなかったという。

環境に優しいとされる生分解性のプラスチックなどの開発が進む。現在のプラスチックが環境にどう影響を与えているか判明すれば、新たなプラスチックが持つべき性質も分かる。「新しいプラスチックが本当に生物に影響がないか知る手掛かりになる」(堀江助教)という。

有害物質を吸着したマイクロプラスチックを魚などが飲み込み、食物連鎖で影響が大きくなることを問題視する機運は高い。しかしプラスチックがどのように害を与えるか詳細は分かっていないという。今後は食卓に並ぶような大型の魚も観察対象とするほか、マイクロプラスチックの大きさによる違いを分析する考えだ。

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