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JR6社のGW予約、19年比で81%減 旅行控え広がる

コロナ影響でGW連休最終日でも閑散としていたJR東京駅の新幹線ホーム(20年5月)

JR東日本などグループ6社は16日、ゴールデンウイーク(GW)の期間を含む4月28日~5月5日の新幹線や特急指定席の予約が、新型コロナウイルス流行前の2019年比で81%減ったと発表した。東京都の一部や大阪府などで「まん延防止等重点措置」が適用された。今後も対象地域が広がる見通しで、旅行控えが続いている。

15日時点の6社の予約席数は新幹線と在来線を合わせて計71万席と、20年比で2.4倍に増えたが、19年比では81%減だった。一日平均の予約数ではデータが残っている1995年以降、2番目に低い水準となる。予約可能な席数も20年比で3%減らした。

個別の企業ではJR東日本の予約席数は19年比で77%減の30万席だった。なかでも秋田新幹線が84%減と最も減少幅が大きかった。大型連休前で予約が伸びる時期だが、12日からは東京都23区などがまん延防止等重点措置の適用地域となり、キャンセルが出ているという。一方で20年に東京―静岡・伊豆間で運行を始めた特急「サフィール踊り子」は個室席を中心に予約が好調に推移している。

JR東海は19年比83%減の28万席だった。20年に緊急事態宣言で運行本数を減らした東海道新幹線は予約ができる座席数を293万席と20年比で1%増やした。だが金子慎社長は「感染拡大は旅行控えにつながると思う」と話す。JR西日本も予約席数は23万席と19年比で83%減だった。

鉄道利用は政府の需要喚起策「Go To トラベル」などで昨年秋に回復傾向にあったが、足元ではまん延防止等重点措置の拡大で低調に推移している。収益確保には運行本数の削減が選択肢としてあげられるが、密の回避には一定以上の運行が必要であり、難しいバランス取りが求められている。

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