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三菱ふそう、サウジアラビアで小型トラック生産

三菱ふそうトラック・バスは15日、サウジアラビアで小型トラック「キャンター」の生産を始めたと発表した。同国の販売会社が運営する工場で、日本から部品を輸入して組み立てる「ノックダウン方式」で年間数千台をつくる。

生産は11月上旬、サウジの販売会社「ジュファリ・コマーシャル・ビークルズ」と独ダイムラートラックホールディングが運営するサウジ西部ジッダの工場で始めた。三菱ふそうの親会社ダイムラートラックの「メルセデス・ベンツ」ブランドのトラックも生産している。

三菱ふそうは日本やインドで生産した車両を輸出し、サウジで年間数千台のトラックを販売していた。同国は三菱ふそうにとって、中東地域ではアラブ首長国連邦(UAE)に次いで2番目に大きい市場。トラックの需要が増えると見込んで、供給体制を拡充する。

中東ではインフラ開発など公共投資の拡大でトラック販売が好調。いすゞ自動車は2023年3月期に中近東での商用車販売が前期比17%増の2万8000台に増えると見込む。同社もサウジにトラックの組み立て拠点があり、20年に年4700台を生産した。

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