ONE、大型コンテナ船10隻発注 タンク改造で代替燃料も

日本郵船と商船三井、川崎汽船の3社が出資するコンテナ船事業会社オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)は15日、大型コンテナ船10隻を発注したと発表した。燃料は重油を使うが、将来はタンクの改造などでメタノールやアンモニアといった代替燃料を使うことができるという。
2025〜26年に竣工する見通し。投資額は1000億〜2000億円規模になるとみられる。船は20フィート(約6メートル)コンテナを1万3700個積むことができる。
ONEは「コンテナ市況の短期変動にとらわれず、新造船を安定的に投入し競争力の強化をはかる」とコメントしている。同社は22年5月にもコンテナ船10隻の発注を決めた。