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車椅子の乗車補助に専用アプリ 東京メトロ、社員用に

乗車位置はホームドアなどのQRコードで読み取る

東京地下鉄(東京メトロ)は車椅子利用者の乗車補助などに使う社員用アプリの運用を始めた。対象となる乗客がどの車両に乗ったかを乗降駅の駅員同士がアプリで素早く連絡できる。紙と電話で連絡する従来方式は時間がかかり、伝達ミスも起きやすかった。ITを活用して業務効率を高め、バリアフリーサービスの向上にもつなげる。

有楽町線の飯田橋駅でアプリを使って乗車補助をする様子を16日に公開した。社員が車椅子の利用者役となり、アプリで連絡しながら乗車補助をする流れを説明した。

車椅子の利用者が電車を使う際に鉄道各社では電車とホームの間に駅員がスロープをかけるなどの補助サービスをしている。乗車駅の駅員は利用者が乗った車両や扉の場所を降車駅で補助する駅員へ正確に伝える必要がある。駅員が持つ業務用端末に専用アプリを入れ、車両や必要な補助内容などを送信できるシステムを構築した。乗車した扉の位置情報はホームドアや床のQRコードで読み取り、入力ミスを防ぐ。

連絡業務をアプリで完結させる

これまでは乗車位置などを紙に書き取って電話で伝えており、連絡に時間がかかっていた。アプリ活用で案内にかける時間を短縮し、乗客を待たせることが少なくなる。内容も正確に伝えやすい。

飯田橋駅などの主要駅は1日に50件以上の案内業務があり、業務の効率化が課題だった。2019年からアプリ導入を検討し、21年3月から管理を外部委託する一部の駅を除いて全駅で運用を始めた。東急電鉄でも17年から同様のアプリを使っており、東京メトロはアプリを開発する際の参考にした。

(森匠太郎)

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