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第一三共、コロナ吸入薬の開発中止 安全性に懸念

第一三共は新型コロナ向け治療薬開発を中止する

第一三共は15日、既存薬の成分を転用した新型コロナウイルス向け治療薬候補について、開発を中止すると発表した。日医工や東京大学、理化学研究所と共同で開発に着手し、2021年3月から初期の臨床試験(治験)を始めていた。鼻や口から吸い込む吸入薬としての開発を目指していたが、安全性に懸念が生じたという。

中止するのは「ナファモスタット吸入製剤」。日医工が製造販売する急性膵炎(すいえん)薬「フサン」を新型コロナ向け治療薬として転用するのを目指していた。21年3月から日本人男性約80人を対象に安全性を検証する第1相治験を始めていた。従来の点滴に比べ吸入での投与となり「安全性に懸念があった」(第一三共)ため中止の判断に至ったという。

コロナ治療薬を巡っては開発中止が相次いでいる。小野薬品工業は11日、慢性膵炎などの治療薬「フオイパン」について、コロナ向け治療薬としての開発中止を発表。武田薬品工業は4月、ウイルスに感染して回復した患者の血液成分を活用した治療薬開発を中止している。

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