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三菱電機、タイで空調機器向け圧縮機を増産 20億円投資

三菱電機は15日、空調機器の基幹部品である圧縮機(コンプレッサー)をタイで増産すると発表した。約6億バーツ(約20億円)を投じて生産能力を2割弱高める。脱炭素の流れや在宅勤務の拡大を受け、欧米ではヒートポンプ式暖房・給湯機や住宅用大型エアコンの引き合いが強まっている。今後の需要拡大も見据え生産体制を強化する。

タイ現地法人サイアム・コンプレッサー・インダストリーがもつ中部チョンブリ県の工場で、中型の機器に使われる「スクロール圧縮機」の生産能力を年間74.5万台から87万台へ増強する。2022年10月から増産を始める計画だ。

圧縮機は冷媒を圧縮する部品で、空調機器の省エネ性能を左右する。タイの圧縮機工場は1988年に生産を開始し、現在はタイや米国、英国にある空調機器の生産拠点に供給している。

欧州では近年の脱炭素政策を背景に、化石燃料を使う従来のボイラー式に代わって、省エネ性能の高いヒートポンプ式の「エア・ツー・ウオーター」の需要が高まっている。コロナ禍での在宅勤務拡大を受け、特に米国では住宅用大型エアコンの販売も好調だ。今後も引き合いは強いとみて供給能力の増強を決めた。

三菱電機は「空調冷熱システム事業」を重点成長事業の一つに位置づける。売上高を26年3月期に1兆2600億円と、21年3月期の1.5倍に伸ばす目標を掲げている。5月にはトルコでの空調機器の増産計画も発表した。

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