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来春大卒学生の内定率、2割超える 17年卒以来で最高に

就職情報会社のディスコ(東京・文京)は15日、2023年春卒業予定の学生の2月1日時点の就職内定率が20.2%だったと発表した。前年同時期を6.7ポイント上回った。現行の就活ルール(3月に広報、6月に面接解禁)になった17年卒以来で最も高かった。優秀な学生を確保するために、インターンシップ経由での早期選考が進んでいる。

1月1日時点と比べると6.7ポイント伸びた。新型コロナウイルスの感染拡大が続くものの、オンラインによる選考が広まり、大きな支障は出ていないようだ。ディスコの武井房子上席研究員は「IT(情報技術)や外資系コンサル、人手不足が続く流通などの企業で早期の選考が進んでいる」という。

すでに就活を終えたとした学生は全体の3%だった。第1志望の企業が内定を出す見込み時期を聞くと、面接解禁直後の「6月前半」が16.7%と最多だった。内定を得ても満足せず、第1志望の企業のために就活を続ける学生が多い。

早期化する企業の採用活動をどう思うか聞くと、「ちょうどいい」が52.2%、「早すぎる」が39.3%、「遅すぎる」が8.5%だった。「ちょうどいい」とした学生からは、「本命企業の練習ができる」や「卒業までの1年間は研究に打ち込むことができる」との意見があった。「早すぎる」とした学生からは、「準備が追いついていない」などの指摘が出た。

武井上席研究員は「2月中はインターン経由の学生の選考が続くため、前年を上回る水準が続く」とし「3月からは広報解禁後の説明会で知った企業の選考が始まるため、例年通り大きく伸びる」と分析している。

調査は23年春卒業予定でディスコの就職情報サイトに登録している大学生と大学院生を対象に2月1~7日にネットで実施し、1319人から回答を得た。

リクルートが15日に発表した23年卒の大学生の2月1日時点の内定率は13.5%だった。前年同時期を3.6ポイント上回り、17年卒以降で最も高かった。内定取得者のうち2社以上の内定を持つ学生は23.8%で、内定辞退の増加が予想されるとしている。

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