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日本ミシュラン、金属3Dプリンター活用 群馬に新拠点

仏ミシュランの日本法人、日本ミシュランタイヤ(東京・新宿)は15日、金属3Dプリンター活用の研究施設を群馬県太田市に開いた。新規事業の拡大に役立てるほか、新型タイヤなど車部品の開発に使うことも視野に入れる。装置の使い方を地元企業に教えるなど、金属3Dプリンターの普及につなげる。

太田市の拠点内に「ミシュランAMアトリエ」を新設し、同日開所式を開いた。ミシュランが金属3Dプリンターを2台設置し、5人の技術者が活用法を指南したり、金属部品などの製造を受託したりする。同社はフランスに3Dプリンターの研究拠点を持つが、アジアに設けるのは初めて。

ミシュランは仏フィブとの合弁会社、アダップを通して3Dプリンターの開発や販売を新規事業として手がける。フランスではすでにタイヤの金型開発に3Dプリンターを使っている。太田市の新施設をアダップの日本事業拡大につなげる。

将来はタイヤなど車部品の金型の開発に使う可能性もある。日本ミシュランの須藤元社長は開所式で「3Dプリンターの活用は欧米が先行しているが、日本市場にも大きな可能性がある。単独でできることには限りがあり、産官学で連携したい」と語った。

日本ミシュランは企業や群馬大学などの研究・教育機関との連携拠点として外部にも新施設の利用を促し、知見の共有を進める。同社は2023年8月をめどに東京都新宿区から太田市に本社を移す計画で、地元企業や自治体との連携を強めている。

3Dプリンターを使った加工は「アディティブ・マニュファクチャリング(AM)」とも呼ばれる。層を一枚一枚重ねるように部品などを作る。切削や穴開けで不要な部分を取り除く従来の加工とは反対に、必要な部分だけを作る「足し算」の発想の加工技術だ。装置の性能向上に伴い、自動車業界などで注目が高まっている。

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