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アステラス製薬が「脱PPAP」 暗号化ファイル添付不可

日経クロステック

アステラス製薬はメールにおけるパスワード付きZIPファイル(暗号化ZIP)の送受信、いわゆる「PPAP」の廃止を13日発表した。同社内から社外への送信メールでは19日以降、社外から同社の担当者宛に送られた受信メールでは11月1日以降、それぞれ暗号化ZIPを利用不可とする。「Emotet(エモテット)」をはじめとするマルウエア(悪意のあるプログラム)の流行などを踏まえ、脱PPAPに踏み切ることでメールのセキュリティーを強化する。

送信メールでは暗号化ZIPの添付をシステム上不可とし、受信メールでは暗号化ZIP付きメールをシステムで削除する。11月1日以降、暗号化ZIP付き受信メールが削除されても、宛先となるアステラス製薬の担当者へは通知しない。

同社は暗号化ZIP受信拒否後のデータの授受方法について、同社担当者に問い合わせるよう求めている。代替手段としては「当社の管理するファイル共有サービス、またはメールの暗号化機能を使う」(アステラス製薬広報)とする。

Emotetをはじめとするマルウエアは、感染を広げる手段としてURL経由などのほか、メールに添付した暗号化ZIPを悪用するケースがあることが知られている。そうしたマルウエアが暗号化ZIP内に潜む場合、受信時のセキュリティーチェックが難しくなり感染のリスクが高まる。2022年に入り、三菱重工業ソフトバンクが暗号化ZIPの利用拒否を発表してきた。

(日経クロステック/日経NETWORK 大川原拓磨)

[日経クロステック 2022年7月14日掲載]

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